農業が盛んな菊池市ではごぼうの生産も多く、通常は畑で栽培を行うのですが、菊池市では水田でごぼうを育てている農家が多く見られます。当農園でも水田でごぼうを栽培しており、育てたごぼうは主に生協や市場へと出荷しています。
生産品紹介
ごぼう
渡辺早生ごぼうという品種の生産を行っております。生育が早く、他の品種と比べてやわらかい食感と手ごろなサイズ感が特徴で、ご家庭でも使いやすいごぼうです。
水田で育てたごぼうです
自然が作り出す甘み
通常のごぼうは糖度が14度～15度ほどですが、当園で育てているごぼうは24.4度と糖度が高い特徴がございます。普通に食べるとごぼうの風味の中にほんのりと甘さを感じる程度ですが、ペースト状にしてお召し上がりいただくとフルーツのような甘みを感じて頂けます。
お米
お米は「ヒノヒカリ」「にこまる」の2種類を栽培・生産しています。九州や西日本を中心に生産されており、味、粘り、香りのバランスが良い「ヒノヒカリ」とモチモチとした食感で食べ応えのある「にこまる」。どちらも九州ではよく親しまれている品種です。
お米も盛んな菊池市
菊池市ではごぼうだけでなくお米の生産も盛んです。熊本菊池米（七城米）は最高評価の特Aを連続で受賞し、その美味しさは東北の優秀な品種に勝るとも劣らないと言われています。九州の農家を対象に行われた「第1回九州のお米食味コンクール」では開催地に選ばれ、菊池市の農園で生産されたお米が数多く受賞しました。当農園で生産した「にこまる」も1700ある中から6位の成績を収めています。
里芋
当農園では家庭で使われるような一般的な品種のものと、「赤目大吉」、別名セレベスとも呼ばれる品種のものと2種類を生産しています。赤目大吉は通常の里芋に比べて粘りが少なく、京都でよくみられる「エビイモ」に近い食感です。熊本県ではあまり見かけることが少ない品種で、市場では高値で販売されている高級芋です。
